介護技術で健康に(座る)

ケア倶楽部 誠 

院長 柏原です

皆さんは

こんな経験はありませんか?

【イスに長く座ってるとお尻や腰が痛くなってくる】

【イスに長時間座ると身体がしんどくなる】

仕事や旅行での移動、映画館など長時間イスに座ると言う環境が今は増えています。

本来“座る”と言う動作は

身体を休めたり、身体の負担を軽減させるために行う行為なんですが

どうしてしんどくなるのか?

実は立ってるときよりも

座ってるときの方が腰に負担が掛かってるって知ってました!?

しかも、長い時間座ることで骨盤は後ろに傾いてしまい筋肉が緊張してしまいます。

さらに、お尻に加わってる椅子からの圧力や自分の体重が全て負担となって

腰をはじめ全身に影響を与えているからと考えられています!

実を言うと【日本人はイス生活が合わない国民性です!!】

この件に関してはまた後日お伝えします。

それを改善するために

【シーティング】 という技術を使うことで

座っている時の身体への負担が劇的に変化させることが出来ます!!

シーティングとは

主に老人ホームや病院で車椅子に座る高齢者や患者さんなど

座る姿勢が崩れている人にクッションやタオルを使って姿勢が崩れないように身体を支えて

長い時間、快適で安楽に座ってもらえるように調整する介護技術です。

高齢者の場合は

身体の負担を軽減すると共にご飯の飲み込みや呼吸をしやすくしたりする事が出来ます。

一般の場合は骨盤の傾きを改善させることが出来るので骨盤矯正の役割 を担います。

またそれと共に座り疲れが少なくなるので仕事や作業効率がアップします!

ではどうやってするのか?

まず簡単に!お尻をイスの奥にしっかり突っ込んで腰掛けて下さい。

そしてイスと太もも(真ん中あたり)の間に手をパーにして差し入れてください

これだけで少し楽になりませんか?

これをもっと手軽に出来るようにするためには折り畳んだタオルや雑誌、本を太ももの下に敷くだけでOKです。

これだけで骨盤が起き上がり長い時間楽に座ることが出来ます。

しかも骨盤の傾きが修正されることで

筋肉の緊張が軽減し腰痛、肩凝りなどの症状が起こり難くなります!!

介護技術も工夫をすれば何にでも応用できます。

是非試してみて下さい