日本人とイス

ケア倶楽部 誠 

院長 柏原です🤓

前回の記事で

日本人はイス生活に合わない国民性だ!!

と啖呵を切ってしまいましたが

日本人とイスについてのお話をさせて頂きます。

江戸時代まで日本人はもともと床座の生活がメイン文化でした。

それまでにイスのような形の物はあったけど、今とは全く違う用途で使われてました。

今のように背もたれの付いた西洋型のイスが日本に入ってきたのは明治時代です。

しかし使ってるのは富裕層や政治家などの人間がほとんどでした。

イス生活が日本人の一般層に普及したのは1950年代   戦後の高度成長期

公営団地がたくさん建築されその内装の殆どはダイニングキッチンが採用された事でイスは生活に取り込まれ日本人の生活スタイルは一気に欧米化していきました。

そう!!

日本にイス文化が根付いてまだ60年足らずなんです。

ただ世界に目を向けると

エジプト文明の壁画には既にイスが存在し国王 ツタンカーメンが使っていたと思われるイスも発見されています。

世界では紀元前からイスを使った生活が主流になっており

日本と世界とではイスの歴史が全く違います!!

日本人はあまり背もたれにもたれて食事をしたりしません!

それは床座生活の名残でもあり背もたれに持たれるのは失礼に当たると考えられているからです。

でも欧米ではしっかりイスの奥にお尻を入れて

背もたれにもたれる事で身体の負担を逃がして食事をしているのです!!

これだけでも

日本人がいかにイスの使い方が下手くそなのかが明らかですね

これからも生活の中ではイスは無くてはならないものです

我々も上手な座りかたで上手にイスと付き合って行きましょう!