乳がん術後の患者様

最近は今まであまり診る機会のなかった症例の方を治療させて頂き勉強させもらってます。

今回は乳癌の術後で腕が上がらないという患者様が来店されました。

 

2年前に乳癌の摘出手術をされ身体には胸や背中や脇腹に大きな手術痕があり

また縫われた部分を中心に皮膚が突っ張り動きがなく、その影響で腕が上がらない状態になっていました。

 

皮膚だけでなく手術後に動かすのが怖いという不安で手術した側の腕を動かさなくなることで筋肉や肩甲骨までも動きが悪くなっていました。

しかし検査をするなかで足首や股関節などの動きも悪く脚を少しほぐすと腕が上がるようになったので

肩甲骨周りと足首や股関節をしっかり施術することで

皮膚の突っ張りで動かしにくい部分はありますが、腕の動かせる範囲を大きくすることに成功しました。

改めてKYT(Ken Yamamotoテクニック)の素晴らしさに気づかされました!

でも大切なのは“手術したから腕を動かせない”

と思い込んでいる思考を転換させることが大事やと思いました。

施術前に“やっぱりこんな手術したら腕上がらんやんな”と言われてたので

最大限の改善出来るように何とかしたい!と言う気合いが余計に沸き上がってました。

これからも色んな患者様が来られるので

どんな方が来られても対応できるように日々勉強と自己研鑽に励んでいきます。