ストレスと痛み

ケア倶楽部 誠

院長 柏原です

 

本日は【ストレスと痛み】についてお話しします。

 

特に肩こりや腰痛などにおいて痛みや凝りの原因として

骨格や筋肉だけの問題ではなくストレスが痛みの要因を助長する事があります。

 

人間は極度の疲れや不安、緊張などのストレスが蓄積されると

交感神経と言う興奮時に働く神経が優位になります。

 

交感神経が優位になると【血管が収縮】する事でカラダの血行が悪くなります。

 

血行が悪くなる事で筋肉の緊張やそれに関連する神経の足痛も悪くなる事で

関節や筋肉の動きが悪くなり痛みという症状を感じやすくなります。

 

またストレスは胃や腸との関連性も深く

消化不良や下痢、便秘などの症状にも繋がり体調は悪化します。

ストレスは誰もが抱える現代病と言っても良いでしょう。

 

そんなストレスを抱えた方に少しでも負担を軽減させる方法として

 

【頭を冷やす】と言う方法があります。

 

人間はストレスを感じると脳がその信号を受けとります。

色々な事を考え込んだり精神的な緊張が増大すると脳への血流量が増える事で

脳には血液の温度が負担となり【のぼせる】と言う状況に陥ります。

 

人間の司令塔である脳が緊張すると

それに伴いカラダ全体にもその緊張が伝わります。

 

そんな時にアイスノンや冷えピタなどに冷却シートを利用して頭を直接冷やす事で

脳に対する負担が軽減しカラダ全体の緊張も軽減しやすいです。

 

当院では不眠に悩んでいる人や仕事が多忙で全然カラダを休めていない方に

この方法をお伝えすると約7割くらいの方が負担の軽減を実感して頂いてます。

 

また当院の施術中もストレス反応が強い利用者さまにおいては

アイスノンや冷却シートを使用しながらの施術も行なっております。

 

これからだんだんと暖かくなり

年度替わりで仕事や生活の環境が変化しやすい方においては

ストレスを感じた時に是非試して頂きたいと思います。

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